ポスティングで飲食店へ効果的に集客する

ポスティングに精通したアト坊やと、ポスティングについて勉強中のアトランティス。2人の対談形式で、さまざまな「業種×エリア×事例」を元に、効果出るポスティングプランは何か?をご紹介していきます。

  • 皆さんのビジネスに合った提案をしてもらえるのか?
  • 費用対効果はどれぐらいなの?
  • といった疑問はないでしょうか?
    広告を実施するのであれば、効果がでるのか判断していく為に、事前に情報を得たい方が多くいらっしゃると思います。今回は飲食店の集客に対して、ポスティングを活用していきます。現在の状況を踏まえながらターゲットに対して効果的にアプローチする方法を一緒に考えていきましょう。

    ✅本記事の目次

    この記事を紹介している株式会社アトはポスティング広告を専門に運営しています。創業から19年間、お客様の課題を解決してきました。年間の配布実績は10億部を超え、お取引をさせて頂いた会社は2万社以上。業界最大の実績と経験をもとに解説していきます。

    ねえ、アト坊や。僕はお肉が大好きだから、皆にも美味しいお肉が提供できるアトランティスの飲食店を開こうかと思っているんだ!集客に対してポスティングを検討しているんだけど相談に乗ってくれないかな?

    もちろん!良いプランを組み立てるには先ず、現在の状況を把握したいから質問しても良いかな?

    オッケー!じゃあ先に分かる範囲で飲食店の情報を教えるね!

    ✅1. 依頼主のビジネスモデル

    【店舗の基本情報】

  • 業態:ステーキ料理
  • エリア:池袋
  • 店舗規模:45席
  • 最寄り駅から徒歩10分(駐車場無し)
  • 昼時間の顧客単価@1,000~2,500円前後
  • 夜時間帯の顧客単価@2,500~5,500円前後
  • 既存顧客:周辺に勤めている会社員
  • ✅「課題(集客)の把握」

    平日ランチの集客はできているため、店舗周辺にお住いの方に、土日のランチや、ディナーの時間帯に来店をしていただきたい。チラシで訴求する内容や、サイズ、配布枚数、期間、販促などに関して、詳しく相談したい。

    なるほどね!駅チカの飲食店の場合には、平日の会社勤めのビジネスマンに対してアプローチしやすいけど、閑散する時間帯と曜日に対しての集客が課題なんだね。じゃあ早速、ポスティングプランを練ってみよう!

    atracting

    ✅2:ポスティングプラン

    ✅ポスティングプラン

    ・配布エリア:自店舗商圏~半径1km以内
    ・配布回数:1回(おすすめは2回)
    ・配布枚数:30,000部
    ・配布期間:1週間程度
    ・配布方法:軒並み配布
    ・チラシ訴求内容:来店特典

    今回のポスティングプランは上記の内容だよ。ではそれぞれ提案したプラン内容を紐解いていこう。

    ✅「配布エリア」

    まずは✅「配布エリアについて」説明するよ。人口が多いエリア(都市)では、半径500m~1㎞でもしっかり配布する事が可能だよ。特に今回は徒歩で来店を促す必要性があるから、先ずは近隣の世帯に配ることが良いね!

    そうなんだね。最低でも半径1㎞ぐらいは配らないといけないのかなって思っていたよ。広範囲に配りすぎてもあまり意味はないのかな?!

    配布エリアを広げることも勿論できるけど、今までの過去実績から考えると近隣に配る方が、反響実績が出やすい傾向にあるよ。アクセスの方法とかも影響してくるから、そのあたりは地域や商材とポスティングの親和性をしっかり考慮していく必要があるよね。今回は徒歩圏で来店してもらう事が狙いだから、この範囲がオススメだよ。

    今回は徒歩圏の人に来店して欲しいから、確かに近隣エリアの人に配った方が良さそうだね!じゃあ今回の範囲にポスティングを実施した場合には、チラシは何部ぐらい用意すれば良いのかな?

    ✅「配布枚数と配布回数」

    そうだね、次は✅「配布枚数」と「配布回数」とについて説明していくね。今回の1㎞圏内であれば約30,000部を配る事ができるよ。配布枚数は予算に合わせて調整することもできるけど、先ずは自店の周り半径500m~1㎞以内を目安にポスティングする事が重要だね。

    もし配布エリアが自店舗から500m圏内の場合は、ポスティングする枚数が半分ぐらいなっちゃうけど問題ないのかな?

    その場合には、月に1度ずつ2回に分けて配ることをお勧めしているよ。1度のチラシ配布よりも複数回、配布の回数を増やす方が反響が伸びる傾向にあるんだ。「単純接触効果」とも言われるんだけど、まったく聞いたことのない店舗の情報でも、「店の名前を知っている」、「こんなサービスが有名」、「そういえば近くにある」など、知ること、接触があるだけで、人は好意や信頼を抱いてくれやすくなるんだ。

    え~~そうなんだ!何度もチラシが入ってると嫌がられちゃうんじゃないかな~ってちょっと不安に思ってたけど、好意的に捉えてくれる人もいるんだね。

    良いところに気が付いたね。もちろんチラシを嫌がる人もいるからその点は気をつけなくちゃいけないよ。その点は下記の記事でも紹介しているから参考にしてね。

    ポスティング・クレーム発生時の対応方法について

    ありがとう!早速読んでみるよ!でもその前に、残ってるプランの理由について聞かないと。あとは・・・「配布方法」と「チラシ訴求内容」ついても把握しとかなくちゃね。

    ✅「配布方法と効果測定の重要性」

    そうだね!最後に✅「配布方法」と「効果測定の重要性」とを説明するね。今回の配布方法は自店舗を中心として半径1㎞に対してポスティングしていくプランなんだ。先に説明した内容にも繋がってくるんだけどその理由としては・・・

    ・近隣の方に来店して頂きたい
    ・事業所の方にも
    ・お住いの方にも

    今回はあえてペルソナ像を絞り込まず周囲へ認知させる事を目的としているんだけど、初めてポスティングを実施してみる場合には、先ず周辺にポスティングして反応を見てみることをオススメするよ。その理由として「効果測定」が反響効果を上げるための重要な要素なんだ。

    ✅「効果測定」の重要性?

    うん。実際に来店してもらった人たちをよく知る事がとても重要だよ。例えば今回配布して来店に繋がった人たちで「家族世帯」が多ければ、次に配布する際にはターゲットを絞り込んでより効率良く配布する事もできるからね!

    せっかく配るなら、反響があって来店に結びつくのがいいよね!そしたら提供するメニューも新しく考えないといけないかなぁ!?どんな人にどんなサービスが喜ばれるのかしっかり考えていかないといけないね~。

    ✅「チラシの訴求内容」

    常にお客様に合わせた価値を提供しないといけないよね。では最後に「チラシの訴求内容」について説明していくね。

    よろしくおねがいします!

    先ずは「何を取り扱っている」のか、一番に伝えたい内容を一目でわかるようにする事だね。よくありがちなんだけど、チラシを「文字」だけで構成したり、画像は載せるんだけど一部は画質が荒かったり、情報が盛りだくさんで何を言いたいのか分からないケースってよくあるんだ。

    たしかに、チラシって作った事がないから考えてみたら不安になってきたよ。。。どうしたらいいかな?

    先ずは「何を取り扱っている」のか、一番に伝えたい内容を一目でわかるようにする事だね。よくありがちなんだけど、チラシを「文字」だけで構成したり、画像は載せるんだけど一部は画質が荒かったり、情報が盛りだくさんで何を言いたいのか分からないケースってよくあるんだ。

    デザインの具体的な作り方は別のタイミングで説明するね。オススメなのはチラシの制作もプロに依頼するのが安心だよね。アトでも幅広い業種のチラシデザイン制作を実施しているから参考にしてみてね。

    https://www.ato-co.jp/design

    あとはチラシ載せる販促内容だね。飲食店でよくあるのは、既に提供している商材・サービスをお得に提案する事例が多く実施されているよ。

    ✅チラシ訴求内容:来店特典

    ・クーポン券
    ・ドリンクサービス
    ・フードサービス
    ・チラシ限定商品

    上記の内容で共通しているのは、反響効果を計測するのにも利用しやすいんだ。普段から提供しているメニューであれば別に用意する手間も省けるからね。飲食店では上記のサービスと同時に自店のSNSに登録してもらったりして、次の来店の施策も合わせてできると良いよね!

    なんだかやる事がいっぱいだ~助けてアト坊や~(涙)

    広告を1つ運用するにも準備がたくさんあるよね。全て自分達でやらなくてもできる所はやって、他は外注して本業に集中することで効率を図ることも重要だね。

    ✅ここまでのまとめ

      ①商材とポスティングの親和性を理解してプランを組む
      ②効果測定を実施する
      ③PDCAを実施していく

      今回の例では、飲食店の周辺地域に対して「認知型」のポスティング広告を始めるところからプランを組んでいきました。ペルソナを描き、配布プランと訴求軸を明確にする。闇雲にチラシを配るだけでなく、根拠をもとにポスティングを実施する事で、検証する事が可能になります。特に飲食店の様な日常利用しやすく、検討期間が短い商材では早く結果が出る傾向があります。そのPDCAを回すことで反響率が2倍・3倍と変わるケースも多くあります。今回の事例をもとに、ポスティングを検討の際にはぜひ参考にしてみてください。